ギター演奏に役立つ音楽理論

音楽理論を少しだけでも理解していると、ロックギタープレイに独自の応用が効くようになるよ
アドリブもガンガン弾けるようになるかも

Key キー

キーとは

ロックやヘビーメタルなど、どんな音楽にも「全体のまとまりを感じさせる出発点・終点になる音」が存在します。
これを「主音(トニック)」といいます。
このトニックを中心・出発点・終着点とした音の集まりを調性(トーナリティ)といい、トーナリティの種類と高さを表したものを「調(キー)」といいます。

キーにはメジャーキーとマイナーキーの区別があり、メジャーキーはメジャースケール(長音階)、マイナーキーはマイナースケール(短音階)と、スケール(音階)によって判断されます。

Cメジャーキー
Cマイナーキー
スケールのマイナー・メジャーの区別と、ルート(根音)がキーの名前になる

大抵の楽曲ではサビの部分のメインとなるコードがその曲のキーとなっていることがほとんどです。

また、フリーセッションなどではキーを指定してアドリブで即興演奏します。楽曲指定のセッションでもボーカルの音域に合わせてキーを変更することもありますので、キーとスケール・コード進行の変化には対応できたほうがギターがより楽しくなります。

ギターという楽器では、例えばキーをCからDに変える場合、フレットを2つ移動させたポジションで演奏するだけだったりカポタストを使用してオープンコードにも対応できたりと、キー移動によって演奏に与える影響は他の楽器よりも柔軟に対応しやすい特徴があります。

memo

スケール上の各音をローマ数字のⅠ~Ⅶで表すディグリー表記はギターの教本などで見たことがあるかと思いますが、演奏時などでもこのⅠ~Ⅶを度数で呼んでコミュニケーションをとることがあります。

楽譜からキーを知る方法

楽譜にはト音記号の横に♯や♭が書かれていますが、それがその曲のキーを表しています。
♯・♭が付いている音程をそれぞれ半音上・下にするという指示で、以降の音符表記では♯・♭は省略されるのですが、一番右の音から、
・♯の場合はその音の1つ上の音
・♭の場合はその音の3つ下の音
になります。
ドレミファソラシの場合、
・シャープの「シ」から数えて「ド」になる音
・フラットの「フ(ファ)」から数えて「ド」になる音
が、その楽譜のキー(メジャースケールの場合)になります。
マイナースケールの場合はメジャーキーの平行調になります。

この場合、Fに♯がついているのでキーはGメジャー もしくはその平行調の Eマイナー
この場合、一番右のフラットはAについているのでキーはE♭メジャー もしくはその平行調のCマイナー